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初心にかえる
2018-04-16
おはようございます。
菱沼です。
昨晩よりホーチミンに来ています。
話は全く変わりますが、最近伊藤忠さんのCMが、悔しいけどとても気になっています。(実はとても好きです。)
ひとりの商人、無数の使命
コーポレートメッセージが何故か私の心にグサッと刺さりました。
商社マンとしての気概を感じるからです。
どんなに大きな組織であっても、最後はやはり人が大切なんだと。
そして、使命感こそが商社マンのモチベーションであり、私自身が普段感じている事だからです。
私が以前勤務していた商社も、創業当時は両替商(現在は証券会社)でしたが、日本の資源確保のために、東南アジアでプランテーションを始めた事から始まり、現在商社になっています。
勿論ビジネスですので、勝算がなければできませんが、世界中の企業を相手に使命感を携えてビジネスを創り出すのが商社マンだと考えています。
菱沼貿易と言う古めかしい名前のせいで、よく初めてお会いする方に何代目ですか?と聞かれるのですが、私が創業者です。
昔は商社マンはお客様や事業ごと引き抜いて独立すると言う話を聞きましたが、現実はそれほど甘くありません。特に今の時代は難しいでしょう。それもあってか、私の周囲でも起業する商社マンは少ないと感じます。起業をしたとしても全く違うビジネスを展開されている方がほとんどです。
私は全く違うビジネスをする発想も能力も無かったので、商社業をやっていますが、私なりの使命感があります。
それは、大手総合商社や中堅の専門商社が、与信や採算性を理由に取引ができない中小企業をサポートして行く事です。
会社員時代に多くの中小企業のお取引をお断りしなくてはならなかった経験上から、何故かそういう想いが強く残っているのだと思います。
勿論、誰かに頼まれた訳でもありません。そして、それを事業として成立させる為の確実な策もまだ見出せていません。しかし、なぜか自分に課せられた使命はこれなのだと確信があるのです。
会社では試行錯誤しながら様々な取組をしていますがまだ答えは見つかっていません。
焦りもあります。
時には自信を失います。
自分に対してとても苛立ちます。
しかし、自分には与えられた使命があり、それを克服する事が自分の運命であり人生だと信じています。
日本中の中小企業が世界で戦える環境を創り出す事が、次世代の日本の将来を支えていく為に必要なのだと信じています。
そのためにのも、ひとりの商人として使命を果たしたいと強く思っています。
菱沼 一郎
写真は、シンガポールのショップハウスです。
日曜日の散歩中に撮影しました。
一つ一つが個性的でいずれはこんなところにシンガポールオフィスが出せたら良いなと密かに考えています。
妄想している時が一番楽しいですね。
最後にセミナーのご案内です。
セミナーの後は懇親会も予定しております。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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