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あなた、あきらめていませんか?
2016-03-04
こんばんは、菱沼です。
2月初旬から欧州出張と日本滞在が続き、めっきり寒さには慣れましたが、
今朝はようやく春の訪れか、コートを着ず、ジャケット姿で自転車通勤をしてきました。
今日は先日、大阪の環状線の中で見た広告が素晴らしかったので、共有させていただきたいと
思います。
これは、学校法人モード学園の広告で、学長の 谷 まさる さんからのメッセージとして
書かれたものです。
あなた、あきらめていませんか?
自分なんてせいぜいこの程度。
という考えが、あなたの心の奥底に眠っていないだろうか?
もしそんな気持ちがカケラでもあれば、これ以上自分に致命的なことはない。
くよくよしても何のプラスにもならない。
人間の能力は、困難を一つづつ乗り越えるたびに伸びるものである。
困難が目の前に立ちはだかると、誰でも背を向けたくなる。
迂回して、楽な道を歩きたくなる。
しかし、それでは得ることができないものがある。
失ってしまうものもある。
だから、自らを励まして困難を乗り越えようとするのだ。
そのための勇気と忍耐力を育てること。
それが本当の教育だと信じ続けている。
まさに、僕にいただいたようなメッセージです。
背中を押してくれるような、そして、勇気を与えてくれる温かいメッセージです。
会社員時代、35歳を過ぎだ頃でしょうか。
大きなモヤモヤがありました。
社会的な課題を解決したいという想いと、会社員として会社の存続・繁栄に貢献したいとの
考えが交錯していました。
ここで言う、社会的な課題というのは、大手企業(商社)は、多くの場合、中小企業との取引が
難しく、果たして、そのような、大手企業に見捨てられた中小企業の海外(貿易)取引は一体
誰がサポートするのだろうか?というものです。
(もちろん、中小企業であっても意欲的に海外取引を行い実績を上げている企業は多くありますが
その割合はほんの一握りの企業だと思います。それは海外取引ができないと言うよりはその必要が
無かったと言う方が正しいのかもしれません。輸入は別ですが、特に輸出に関しては、そうだと
思います。)
僕は抱えている大きなモヤモヤを解決するために、会社を退職し、自分の会社を設立しました。
もしかすると、会社員時代に社会的な課題を解決するという想いをあきらめていたら、もちろん
今の会社を作ることもなく、自分の人生そのものに背を向けて生きていることになります。
一方で、会社設立後は、その想いとは裏腹に多くの困難が待ち受けていましたし、これからも、
そうだと思います。
僕は常に問題は発生するものだと考えていますので、問題が発生した時は、「ほら、来た。」と
問題を迎え撃つ気持ちに切り替えるようにしています。
(もちろん、落ち込むことも多々あります。。。)
「解決できない問題はない」と常に自分を信じ鼓舞し、問題を乗り越えて来たような気がします。
会社経営という意味では、まだ塵のような存在の会社ですが、自分の信念に向かってあきらめる
ことなく、邁進したいと改めて自分の心に深く刻みました。
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