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日本の家具を求めて福岡県と佐賀県に行ってきました!

2016-04-15

おはようございます!
シンガポールから菱沼です。

先週の事になりますが、シンガポールの大手インテリア小売店のバイヤーを帯同して、
福岡県大川市及び佐賀県諸富町を訪問し、商談を行ってきました。

僕個人のFBにも少し書きましたが、実はシンガポールバイヤーの来日は今回が2回目でした。

以下の経緯を経て、今回の商談が実現しました。

*1月 開催された大川家具新春展という大川家具工業会主催の展示会を訪問し、理事の
    皆様と海外販売への取り組みについて第一回目の会合を開催。

*3月 意欲のある方々8名と共に3月シンガポールで開催されたIFFS
    (International Furniture Fair Singapore)というアジアでも最大級の国際家具見本市、
    シンガポールの家具小売店、住居の視察を実施。
    IFFSを主催しているシンガポール家具協会の役員の方とも面談し、日本メーカーと
    シンガポール企業とのコラボレーションの可能性について意見交換。

今回の訪問時には、展示会だけではなく、数社の生産現場も視察することができ、改めて日本の
ものづくりの素晴らしさを体感する絶好の機会になりました。

僕も時々お話するのですが、昨今、Made in Japanのブランド力はかなり世界的にも落ちている
ような気がしています。シンガポールを中心にアセアンの国々で現地の方をお話をしていても、
特に30代くらいまでの若い世代にとっては、日本のものは、親の世代の精密だけど、高価で
古臭いもの(クールではないもの)になってしまっているような印象を受けます。海外出張に
よく行かれる方は感じているかもしれませんが、空港のモニターが、SONYやSHARPなどの
日本の家電メーカーから韓国製に変わってしまった時に僕はすごくショックを受けました。
そのショックを受けた時から恐らく10年以上経過していますが、現在の日本の家電業界を
取り巻く環境は皆さんがご存知の通りです。

日本を代表する産業ですら、このような状況ですから、他の産業に於いてはそれ以上に厳しい
戦いをしなくてはならないと考えます。
しかし、多くの企業の方とお話をするとMade in Japanだから、高くても売れるはず、とか、
強みは何ですか?とお聞きすると日本製ですから、とお答え頂く方がとても多いのです。
僕はやはりそれでは、勝てないと考えています。

僕が感じるMade in Japanの良さはあくまでも結果だと考えています。
つまり、Made in Japanだから良いのではなく、細部までこだわり、日本人にしか
気がつかないような繊細なことまで加工されていたり、目には見えない配慮がされている、
そこまでするのは、やっぱり日本人だからね。と、結果的にそれがMade in Japanだった
と言うことなのではないかと考えています。
何か、日本人のアイデンティティーが細部に宿っている。そういうイメージです。

今回の福岡県、佐賀県の家具メーカーの方々を訪問してきて、感じたのは、やっぱり、
日本人って凄く丁寧な仕事をしているし、技術も素晴らしい、と言う事でした。
本来、北欧や欧州の有名な家具メーカーとも対等に戦えるんではないかと感じています。
事実、シンガポールのバイヤーもその点は非常に感激していました。
問題は、その素晴らしさをどうやって海外の方々に伝えるかだと思います。
バイヤーだけが理解してもダメなんですね。
当然、家具を取り扱う海外の会社の社員の方々、そして、家具を購入される消費者の方々
にどうやってどの素晴らしさを伝えるのかが、課題になってくるでしょう。

日本のメーカーの皆さんにとって今回の商談はあくまでもスタートラインに立った
ところであり、これから更に具体的な要望や交渉事が発生すると思われます。
また、今回のシンガポールバイヤーとの商談がうまくいかなかったとしても、(逆にうまく
いかない確率の方が高い)、本当の意味で世界に売って出るためにも、諦めることなく、
共に戦っていければと考えています。

僕達の仕事は、そう言った課題を解決し、多くの中小企業が世界で戦い、新しい市場を
作っていくことです。
まだまだ、やることが山積みですが、今回の取り組みで必ず成果を出して行きます。

最後にある家具メーカーさんを訪問した際に会議室にあった心に残る言葉があったので、
共有をさせて頂きます。

自分たちは大変未熟ですが、自分たちの歩んでいる道が間違っていないという事を信じて
歩み続けたいと思います。

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