Case study

貿易事例

商社A社 _ 納期短縮、品質管理のために東南アジアでの自社調達が必須に!

2012-04-08

タイ、インドネシアでの新規商品仕入をサポート

無垢材のフローリング材を中心に取り扱っておられる商社A社様。

従来はヨーロッパや北米から無垢材のフローリングを輸入しておられました。これらの輸入材は建設会社や工務店などを通じて、住宅、商業施設、医療施設、学校等の公共施設に採用されており、東南アジアからの調達については、必要に応じて特有の商材のみを国内業者から調達しておりました。

しかしながら、大手建設会社や公共施設等に無垢材のフローリングを販売する場合は、商品の納期管理や品質管理について詳細に説明する必要が出てきます。また、特に大きな案件においては納期管理が非常に重要で、欧州や北米からの輸入に頼っていてはリスクが高いと感じておられました。

そこで、弊社が最も強い基盤を持つ東南アジア各国のフローリングメーカーの情報提供を行い、欧州よりも海上輸送日数が短く、且つ価格競争のある商材を提案させて頂きこのビジネスを、菱沼貿易がお手伝いをさせていただくことになりました。

東南アジアの工場約10社を訪問し、供給ルートを確保

まずは、菱沼貿易の東南アジア圏の人脈やネットワークを駆使し、クライアント様とともにインドネシア、タイ、ベトナムなどのフローリング工場を約10社訪問しました。ここでは、各社の経営方針や材料の調達力、品質管理、商品サンプルなどをクライアント様と菱沼貿易代表である菱沼自身が直接確認しました。

現在は、日本国内のマーケットを見ながら、タイやインドネシアのフローリング材をお取り扱いいただいています。

買い手と売り手が同じベクトルを向くビジネスに

今回の東南アジア調達工場開発は、菱沼自身が東南アジア諸国の木材関連について豊富なノウハウや知識を有していることをご存じで、そこを信頼していただきお手伝いさせていただくことになりました。

もちろん、弊社のネットワークを通じてクライアント様のビジネスを成功させることが最も重要なミッションなのですが、調達先となった東南アジアの木材工場にも今後のビジネスチャンス創出に繋がることを理解してもらうよう働きかけました。買い手となるクライアント様と売り手となる東南アジアの木材工場の両者が同じ目標に向かって事業を進めていくことこそ、事業成功への近道であり、菱沼貿易の役割だと考えています。

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