先日自社の会議でも発言した内容ですが、
そもそも仕事は人生の目的ではなく、人生を幸せにする為の手段の一つだと思う。
特にコロナで在宅勤務となれば、軸は仕事ではなくて生活そのもの。
食材の買い出しに行くとか、お子さんの面倒を見るとか、家の掃除をするとか、生活があって、その合間に仕事をするイメージ。
合間に集中してきちんと成果を出せば良いと思う。
小さなお子さんがいれば夜中に起こされて眠れない夜もあるでしょう。そんな時は昼寝をすれば良いし、お子さんの世話で集中して仕事ができなければ自分が集中できる時間帯にしっかり仕事をすれば良いと思う。
そうなってくると勤務時間とか残業とか意味をなさないと思っているし、信頼関係があれば個人的にはどっちでも良いと思ってる。
それでも社員の皆はそれぞれの業務に抜け漏れがないかの朝のZOOMミーティングは欠かさずは行っているので、それで充分じゃないかな。
日本人の生活が仕事中心になってきたのは戦後復興しなくてはいけなかったし、実際にそれは成し遂げたけれども、この３０年、事実日本の一人あたりGDPはジリ貧なので、コロナはその幻想を捨てて新たな次代を切り開くチャンスだと思う。

シンガポールにて
菱沼　一郎