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やりたいことが分からない?

2015-08-03

おはようございます!

菱沼です。

シンガポールのこの時期は完全に日本の避暑地になりますね。
今朝も24度程度でした。エアコンも不要です。
是非、酷暑の日本を逃れてシンガポールに遊びにいらしてください!

最近、たまたまですが、「やりたいことが分からないんです」と言うご相談というか
お話をお聞きする事が、何度か重なりました。

思い返せば、僕も新入社員の頃、会社の先輩に「お前は一体何がしたいんだ?」と、
よく聞かれて(怒られて?)いました。

時々、このブログにも書いていますが、僕は、本当に仕事がまともにできない毎日を
過ごしていましたので、「何がしたい」とか、そんな事を考える余裕はありません。
毎日の仕事にくらいつくのが精一杯だったからです。

そんな時期から20数年経過して、気がつけば会社を経営している訳ですが、僕の
基本的な考え方は、「何がしたいか?」と言うよりは「何ができるのか?」にあります。

自分が仕事を通じて得た知識、人との繋がり、世界との繋がりを通じて、
社会にどうすれば貢献できるのかをシンプルに考えています。

もっと言えば、自分が人としてこの世に生を受けて生まれた意味がどこにあるのか?
自分の生きている役割とはなんだろうか?そんな事をいつも考えています。

会社の設立もそうでした。そして、シンガポールへの移住もそうでした。
夫々、目の前の課題を解決するために実行したまでです。

従って、そのようなお話をお聞きした時は、「何か周囲の人に対して(或いは会社、
社会に対して)、何かひとつできる事はないかな?」とお話をしています。

先日、ある大企業に勤務している若い方から、相談を受けて、そんな話をしたのですが、
(実際にはいろいろと厳しい事も言いましたが。。。)その数ヶ月後に彼の上司に
会った時に、あれから開眼したらしくて、新規の取引先を開拓したとの報告を受けました。
僕が少しでも役に立てたと嬉しくなる瞬間です。

話は変わりますが、先週一週間タイに出張をしていました。
従来の仕事以外に、新規の案件を3件頂いていた為ですが、これらの仕事も全てお客様
からのご相談が起点となっています。
勿論、自分達が推し進めたい事業もありますが、並行して、このようにお客様のご要望に
お応えしていく事が、僕達の仕事でもあると考えています。

タイでの1つ目の案件ではマレーシアのビジネスパートナーを巻き込み、日本とシンガポール
向けに商品開発を行ってきました。目の前にいらっしゃるお客様の心の声をしっかりを聞き取り
それをきちんと実行に移す事ができれば、自分の立ち位置も見えてくるし、自分ができる事も徐々に増えてきます。また、そうした仕事を通じて、自分が目指すべき方向も見えてくるような
気がします。

今週も皆さんにとって素敵な一週間になりますように!

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